ここ数年、私はパートナーに、ほぼ脅迫に近いメッセージを送りました。
私の誕生日には、年齢本の薔薇を贈って欲しい、と。
ある年は、「もったいないからもう薔薇買わなくていい?」と言われ、
ブチ切れたことがありました。
そんなに薔薇が欲しかったかと言うと、そうではないんです。
もともと感情表現が苦手で、気持ちはあっても伝え方が誠にお粗末なパートナーに分かってもらいたかった。
私だって「ちょうだい」を言うのは苦手です。が、ここは私が頑張らないと、いい関係が築けないと思いました。コミュニケーションは相手が喜んでナンボです。
私、頑張りました。「図々しい」と思われようと、「はっきり言うなあ」と呆れられようと。
「私は、あなたが私のために花屋さんへ行って、ちょっと照れ臭いだろうけど、出費は痛いだろうけど、大きな花束を買ってきてくれたらすごく嬉しいの」
思いは黙っていたら伝わりません。ここまで具体的に言わないと伝わらないんです。
「注文」した薔薇を「貰った」誕生日が何年続いたかなあ、、、
還暦を過ぎ、何となく「もういいか」と思いました。
自分が薔薇を贈って貰うことに「執着」しているのではないか、と。
私の誕生日も覚えないパートナーに寂しさを感じていたけど、なにも誕生日を覚えないからといって
愛情が無いと決めつけるのは、私の認知が歪んでいるな、と。
そんなことをごちゃごちゃ考えているうちに3/13が来ました。
今年は「告知」も「脅迫」もしませんでした。
いかし、パートナーは大きな花束を抱えて帰ってきました。
びっくりした。嬉しかったー!
結婚33年でも、やっぱりイベントは大事!
「本能寺ホテル」おもしろ~い。
いっしょに ゆっくり poco a poco
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