看護師さんはお見通し

2/28、3/7とパートナーが白内障の手術をした。

 

ネットで調べたり、経験者を見つけると聞き取り調査をしたり。

 

「よしやろう!」と決断するのに時間がかかった。

 

決め手は「今までと世界が変わる(ほど良く見える)」と皆さんが言うから。

 

高校生の時からハードコンタクトで目を酷使し、

 

超近視の遺伝子を持っていて、0.0??のレベル、めがねは牛乳瓶の底みたいだった。

 

長年コンタクトの使用のせいか、いつも目の具合が悪く、とうとうコンタクト禁止。

 

特殊レンズでめがねにもお金がかかった。しかし、無いと何にも見えない。

 

目では苦労してきた。

 

普段は明るくて、大雑把で、エネルギッシュで、わがままも平気で合理化して通す人。

 

さて手術の日。

 

白内障の手術は10分もかからない。

 

はい次ぎ、はい次ぎ、と何人もやります。

 

終わって出てくる人に「どうだった?こわい?いたい?」と手術仲間が誰とはなく

 

質問攻め。そんなのを聞いていると、緊張する。

 

なんせ手術時間が短いので、自分の番がすぐ来た。

 

部分麻酔をされ、横になる。

 

そこヘベテランの看護婦さん。

 

「村松さん、緊張してるね、大丈夫?すぐ終わりますからね、こわいよね~、

 

看護婦さんが手を握っててあげようか?」

 

       「て、手を握る?け、けっこうです。」

 

(俺をなんだと思ってるんだ!わ~!目の中をグリグリなんかやってる~!」

 

「はい、終わりましたよ、村松さん。よくがっばったね、歩いて帰っちゃいかんよ。

 

車の運転もしばらくだめだよ。ちゃんと術後の注意書読んで奥さんの言うこと聞いて

 

ね。」

 

 

 

看護婦さんは凄いなあ~超ビビりなのも、注意書読んでないのも、歩いて帰ろうとし

 

ていたことも、2~3日で車運転しようとしてたことも、私の話を全然聞かないのも、

 

全部お見通しだった!

 

その通りです!

 

ただいま順調に回復中。

 

注意書通りに生活して(お酒は一日早く飲んでるけど)びっくり。

 

「きちんとできる」ことを発見した。

 

ここは褒めなきゃね。

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco