推論の不安

箱根にはガラスの森美術館があります。

 

ありとあらゆる景色がガラスで出来ていて、この世とは思えない、本当に美しい場所です。

 

「ガラス」と聞くと、いろんなイメージが沸くでしょう。

 

きらきら、透き通っている、綺麗、堅い、割れる、怪我する、、、、とか

 

お土産売り場ではそれはもう「ガラス」「ガラス」「ガラス」のオンパレード!

 

キラキラ大好きな私は、「この店全部ちょうだい!」と言いたくなるほど興奮!

 

ところが、こんな声が聞こえてきました。

 

 

「あんなに野外でガラスの木や、噴水や、花って、、、風が吹いてこすれたら

 

割れるわよね~。綺麗だけど管理が大変ね~。割れた欠片が風に舞って誰かに

 

当たるかもしれないじゃない?怖いわ~。知らずに子どもが拾ったり、踏んだり

 

したら大変。怪我するわよね~、、、、、」

 

 

こんな時、ちょっと前の私なら「なんかへこむわ~。こんなにキャッキャしてる私がアホみたいじゃん」とか思って、テンション下がったもんです。

 

これは「推論の不安」

 

「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」「もしも~だったらどうしよう」「ああなって、こうなったら私はどうしよう」、、、、のこと。

 

誰にもありますが、これで悩んでカウンセリングに来られる人もいます。

 

さて、

 

もし、お友達やお知り合いに「~だったらどうしよう」と言われたらどうしますか?

 

たとえば、

 

「実際のテストの点数は良いのに、受験当日インフルエンザにかかるかもしれない、

そう思うと心配で不安になる。」

 

「いままで好きな人に告白して、いつも失敗していた。今度もきっとだめだろう。

またフラれたらもう僕の人生終わりだ。」

 

 

 

さあ、どうしましょう。

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco