劇団四季「ノートルダムの鐘」

季節外れにおっちょこちょいの桜が開花する今日この頃

 

今咲いてしまった桜、4月には咲かないらしいですね。

 

自然界にも「うっかりさん」がいて、ほのぼの。

 

秋はちゃんと来てますよ~

 

さて、先日劇団四季「ノートルダムの鐘」を観てきました。

 

私の中で、芸術の秋の幕開けにふさわしい、本当に本当に素晴らしい作品でした。

 

聖歌隊の歌声とともに感動の渦に巻き込まれ、何度も涙しました。

 

私は美術館だとか、クラシックのコンサートだとか、ピアノコンサートだとか、1人で行きます。

 

集中してどっぷりその時間に浸りたい、至福の時間を堪能したいのです。

 

「ノートルダムの鐘」も1人。わくわくして始まりをじっと待っていました。

 

私の隣にはカップル、そんなに若いカップルではなさそう。30代~40代かなあ

 

夫婦ではない、何となくわかる

 

??ずーーーっと手をつないで、空いてる片手も重ねたり、さすったり、、、

 

私、じーーーっと見てるわけではないですよ~!

 

隣だから見たくなくても、視界に入るんです。

 

参ったなあ、、、私はこういう「ねり飴タイプ」と書くと、ねり飴に失礼か

 

「納豆タイプ」いやそれも納豆に怒られる、「根昆布」「オクラ」「自然薯」、、、

 

ん、、、、つまり、ネバーーっとした人間が苦手なのだ。

 

単に私がさっぱりした性格かといえば、そうでもない。

 

これ、心理学的に説明すると、「防衛機制」が働いている状態です。

 

私は、ネバーっとしたイチャイチャカップルを見ると、過剰反応するわけで、

 

もっと説明すると、イチャイチャカップルを見ると、イラっとする。

 

イラっとする心の裏側には、自分がしたくてもできないことを、いとも簡単に目の前でやられることで

 

心が乱されるのだ。

 

ということは、本当は、イチャイチャしたいのだ。

 

しかし、そんな自分は認めたくない、この葛藤の反動がイライラとして湧いてくる。

 

悩む人は、このシステムが分かるとイライラは減る。0にはならない。減るのだ。

 

しかーし、隣のカップル!こんな素晴らしい作品を前に、寝るなよー!

 

男性からははっきりと「寝息」が聞こえる。

 

男性の肩にもてれて寝ているのか、微動だにしない女性、、、まったく、、、信じられない、、、

 

休憩の照明が付き、お互い寝ていたことでイチャイチャし、おててつないでトイレへと。

 

「そのまま帰れーーーー!」「帰ってくるなーーー!」っと私は心で叫んだ。

 

あーー私は何でこんなにイライラしているのか、

 

「ノートルダムの鐘」を観ようが、寝ようが勝手じゃん!

 

そうです。「ノートルダムの鐘」は関係ないのです。

 

「イチャイチャできていいなあ~」なんです。

 

ごちゃごちゃ言ってごめんなさい!

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco