「行動」を書き出す

ストレスを感じた時どんな振る舞いをしているでしょうか。

 

自分がストレッサーに対して、どんなことを考え、感じ、どんな生理現象が起きているかは

わざわざ話さない限り、他人からは気づかれません。

 

しかし、行動は、他人が見たらわかるものです。

 

たとえば、気分が悪くても他人からはわかりませんが、胃腸薬を飲んだり、胸を押さえて座り込んだりすれば、他人の目にも「気分が悪い?」とわかります。

 

自分にとっても、他のストレス反応に比べて観察しやすいはずです。

 

ストレスを感じた時に無意識にとっている行動や、発散したり、癒したり、問題解決

するためにとった行動を観察して書き出してみましょう。

 

たとえば、喫茶店で自分のことばかり話す友人にうんざりした時、

「コーヒーをスプーンでかき混ぜる」「スマホを取り出しメールチェックする」

 

「ジュースのストローを回しながらうなずく」「トイレに行ってため息をつく」

 

「家に帰ったらクッションを投げる」など、

 

他にも「カラオケで歌いまくる」「バッティングセンターに行く」

 

「お酒を飲んで悪口を言う」「映画を観て泣く」とか

 

「何もしない」という選択も、行動の1つととらえます。

 

いかがですか?

 

ストレス体験→ストレッサー→認知(自動思考)→気分・感情→身体反応→行動

 

書き出したら眺めてみましょう。

 

 

 

いっしょに ゆっくり  poco a poco